大切な人の誕生日に贈るバースデーカードは手書きでおしゃれに！

家族や親しい人の誕生日。お祝いの言葉とともに、普段は口に出して伝えられない気持ちを、手作りのカードに綴ってみてはいかがでしょう？世界に一つだけのバースデーカードは、きっと忘れられない思い出になるはずです。

今回は、メッセージカードの書き方のポイントや簡単におしゃれな仕上がりにぴったりのスタンプ、おすすめのレシピなどをご紹介します。

▶おしゃれな手書きの誕生日カードの作り方はこちら

誕生日カードは手書きがおすすめ

誕生日のメッセージはメールやSNSで済ませてしまうことが多いですよね？だからこそ、手書きの誕生日カードは特別感があり、気持ちが伝わりやすいはず。

贈る側も「ペンやカードの色は何にしよう」と、選ぶ瞬間からワクワクしますよね。カードの台紙やデザイン、装飾などを相手の好みに合わせつつ、手書きなら筆跡や使用するペン一本でオリジナリティが演出できます。

また、誕生日カードは贈った後も保管され、部屋を片付けたり、引っ越したりしたときに再度手に取ってもらえることも。読み返すたびにもらったときのことがよみがえり、いい思い出になるでしょう。

メッセージカードの書き方のポイント

いざメッセージカードを書くとなると、どんな内容にすればいいか迷ってしまうもの。考えすぎて長くなったり、気恥ずかしくて何だかそっけない感じになったり、最初にイメージしていた通りにまとまらないこともあります。

そこで、メッセージカードの文章を書く際の6つのポイントをご紹介します。

飾らずシンプルに

メッセージカードの文章は「飾らずシンプルに」が鉄則です。たくさん詰め込んでしまうと、本当に伝えたい言葉の印象が薄れてしまいます。また、格好いい言葉を選ぼうとすると、考えすぎて筆が止まってしまうこともあります。

あなたが相手に一番に伝えたいことは何ですか？例えば、それが「おめでとう」「ありがとう」「これからもよろしく」などのたった一言でも、本当に贈りたい気持ちは十分に伝わります。あなたらしい素直な言葉で、文章を考えてみてくださいね。

感情が伝わりやすい手書きで

日常の中で、文章を書く機会はあまりないかもしれませんが、大切な人の特別な日には、ぜひ手書きのメッセージを贈りましょう。

文字には一人ひとり異なるクセがあり、それが個性となって表れます。手書きのメッセージからは書いた人の感情が読み取れたり、筆跡を覚えている親しい間柄であれば思い起こされる記憶があったり、特別なカードに仕上がるはずです。

久しぶりの手書きでは、「思ったようにきれいな字が書けない」「文字のバランスが整わない」など苦戦することもありますが、その分気持ちが伝わるメッセージカードになるものです。

大切な思い出と未来を綴る

贈る相手との共通の思い出を書くのもいいでしょう。楽しかった思い出を覚えていることが伝わり、これまで築いてきた関係性を再認識するきっかけにもなります。

また、これから一緒にしたいことを書くこともおすすめです。未来について書くということは、「これからも一緒に楽しい時間を過ごしたい」というメッセージになります。ポジティブで明るい気持ちになれるので、誕生日カードのメッセージにはピッタリといえるでしょう。

心に届く言葉選びを

あなたがもらって嬉しい言葉はどのようなものですか？

普段はあえて口に出さない感謝の言葉でしょうか。変わらない友情や楽しい日々を思わせる希望の言葉でしょうか。幸せを願う愛情の言葉でしょうか。

自分ならどんな言葉をもらいたいか、どんな言葉を贈れば相手に喜んでもらえるのか、相手の笑顔を思い浮かべながらメッセージを考えてみてくださいね。

相手と自分の名前を忘れずに

誕生日カードには相手と自分の名前を入れましょう。冒頭に相手の名前、文末に自分の名前を入れることで、読み返したときに誰からもらったカードかがすぐにわかります。

また、名前が入っていることで誕生日カードに温かみがプラスされます。丁寧な印象になるため、友情や愛情、尊敬の気持ちなどが伝わりやすくなるでしょう。

デコレーションでワクワク感を演出

メッセージカードはデコレーションすることで、相手への気持ちを表すのに効果的です。カラーペンで絵を描いたり、スタンプを押したりするだけで、オリジナリティが一気に増します。植物や動物、キャラクター、ハートや星など、相手が好きなものをデコレーションのモチーフにすると、よりあなたの気持ちが伝わるメッセージカードになるでしょう。

スタンプなら簡単におしゃれな仕上がりに！

シヤチハタでは、メッセージカードのデコレーションにおすすめのアイテムがたくさんあります。

例えば、「シヤチハタ クラフトはんこ 和モダン」は押すだけで簡単に和モダンのデザインに仕上げられるアイテムです。ベタ面の多い柄から繊細な柄まで12種類あるので、自分好みの組み合わせを試すことができます。

また、「回転デコレーションスタンプ」はくるっと回すだけで柄をチェンジできる手軽さが魅力です。1つのスタンプで13もの柄が楽しめるので、飽きがこず長く楽しめます。デコレーションが苦手という方にもおすすめですよ。

このほか、おしゃれでかわいいスタンプがたくさんあります。スタンプ台やインキもカラーバリエーションが豊富なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

シヤチハタのデコレーション関連商品はこちら

誕生日に贈るすてきなメッセージ例

バースデーカードに書くメッセージに決まりはありません。相手を思いやる心のこもったものであれば自由です。とはいえ、「伝えたいことが上手にまとめられない」「これだと思える一文が思い浮かばない」という方も中にはいることでしょう。

誕生日にふさわしいメッセージ例を贈る相手別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

家族へ贈るメッセージ

家族へのメッセージで大切なのは、「感謝」です。もちろん家族との関係性によって伝えるべき言葉は変わりますが、「ありがとう」「あなたがいてくれてよかった」「あなたの家族で幸せです」という気持ちは、相手が親や夫（妻）、子どもであっても変わらないでしょう。気恥ずかしくて口には出せない気持ちを、素直に言葉にしてみましょう。

友だちや恋人へ贈るメッセージ

友だちや恋人へは、「一緒に過ごした時間」を込めたメッセージを綴りましょう。二人だけしかわからないエピソードを添えたり、励ましや笑い、幸せな未来を予感させる言葉を入れたりすることで、親密で特別なバースデーカードに仕上がります。あなたにしか書けないメッセージを考えてみてくださいね。

上司や目上の方へ贈るメッセージ

上司や目上の方へ贈るバースデーカードには、健康や幸せ、さらなる活躍を願うメッセージがおすすめです。相手との関係性によっては、多少くだけた表現を使用しても大丈夫ですが、失礼にあたらないように、言葉選びや言葉づかいには注意しましょう。

英語のメッセージもGOOD

「ストレートなメッセージは少し恥ずかしい」という方は、英語で短めのメッセージを添えるのもいいでしょう。さらっとした一文を添えるだけでも画面が引き立つので、英語が苦手な方でも安心です。むしろ難しい長文は受け取る相手にも英語力を求めてしまうため、シンプルにまとめることを意識してください。

手書きのよさを引き立てる書き方

バースデーカードを含め、メッセージカードづくりでは、相手の年齢や性別、好きなものなどをイメージしたデザインを意識しましょう。

こちらでは、メッセージカードのアレンジに役立つデコレーションツールをご紹介します。

マスキングテープやお花で華やかに

マスキングテープは何度も貼り直せるため、初めてデコレーションに挑戦する方でも安心して使用できます。

色や柄、素材がさまざまで、選ぶものによって印象がガラッと変わります。カードの縁取りをしたり、短くカットして無造作に貼ったりしながら、オシャレですてきなメッセージカードに仕上げてみてくださいね。

また、華やかさと立体感をプラスするなら、ドライフラワーを添えるのも良いでしょう。短めにカットしたドライフラワーをマスキングテープで貼り付けるだけで、オシャレ度がアップしますよ。

スタンプや消しゴムはんこで鮮やかに

アルファベットのスタンプでメッセージを書いたり、手づくりの消しゴムはんこでカードに絵柄を添えたりすると、独特の温かみが感じられる個性的なカードに仕上がります。

色とりどりのスタンプ台を揃えれば、より特別感のあるカラフルでかわいいカードをつくれますよ。

消しゴムはんこの基本の彫り方を知りたい方はこちら
文字はんこの彫り方のコツを知りたい方はこちら

ハンドレタリングでオシャレに

ハンドレタリングでメッセージを書けば、オシャレで格好いいカードになります。英語のメッセージと相性が良いので、ぜひ試してみてください。

シヤチハタ「Artline Stixブラッシュマーカー」は握りやすい形状で、芯が柔らかく、ハンドレタリング初心者の方でも扱いやすくておすすめですよ。

ハンドレタリングについて詳しく知りたい方はこちら
「Happy Birthday」の書き方のポイントを知りたい方はこちら

白カード×黒ペンで塗り絵風に

白いカードに黒ペンで絵やイラストを描き、贈る相手が塗り絵を楽しめるようにするのもいいでしょう。どんな絵にするか迷ったときは、デコレーションケーキや花束、パーティーフラッグ、シャンパングラスなど、誕生日らしいものがおすすめです。

色塗りを途中まで行い、「残りは好きな色で仕上げてね」などとしてもよいでしょう。その際は、そのままでもいいデザインだと感じられるように工夫することが大切です。

「HAPPY BIRTHDAY」の文字に工夫を

「HAPPY BIRTHDAY」の文字を書く場合、そのまま書くと少し味気ない印象になってしまうこともあります。シンプルにしたいけど少しは個性を出したいという方は、「HAPPY BIRTHDAY」の文字そのものを工夫しましょう。

例えば、丸みのある文字にしたり、影をつけたり、文字にハートや星などの模様をつけたり、「I」の文字をろうそくに見立てたりと、いろいろなアイデアを試してみてください。

ポップアップにして驚きと感動を

誕生日カードを開くと中身が飛び出すホップアップカードは、開いたときに驚きと感動を与えられるため、サプライズ感を出したい方におすすめです。デコレーションケーキやプレゼントボックス、動物、植物など相手が喜ぶモチーフを選んでみましょう。

リボンやボタン、ビーズなどで個性的に

リボンやボタン、ビーズなどの立体的なもので装飾すると、凹凸のある個性的でかわいいカードに仕上がります。素材の質感によってはカジュアルにも、アンティークレトロにもなるため、贈る相手に合わせて素材やデザインを変えてみましょう。

手芸が得意なら紙刺繍で上品に

手芸が得意なら、紙刺繍にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

紙刺繍とは「紙に施す刺繍のこと」です。布とは違い紙は破損しやすいため繊細な作業になりますが、アルファベットやハート、星、草花などのシンプルな図案を選べば挑戦しやすいでしょう。紙刺繍を施すだけで上品な印象をプラスできるため、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

小さなイラストを添えると目を引くデザインに

誕生日カードのでき栄えに自信がない方や、メッセージが少ない、または文字を小さく書いてしまって余白ができてしまった場合は、小さなイラストを添えてみてください。イラストがあると華やかな印象になるほか、余白が埋まることで全体のバランスが良くなります。

おしゃれな手書きバースデーカードにおすすめレシピ

クラフト初心者の方へ、バースデーカードにおすすめのハンドメイドレシピ「いちごのグリーティングカード」についてご紹介します。

いちごのグリーティングカード

消しゴムはんこの「いちご」がかわいらしいグリーティングカードのレシピです。シンプルなデザインなので初心者でも挑戦しやすく安心です。いちごを別の果物に変えてもかわいく仕上がりますよ。もちろん、動物や植物でもOK。誕生日はもちろん、ちょっとした贈り物に添える際にもピッタリです。

消しゴムはんこに使用しているスタンプパッドは、シヤチハタ「いろもよう」です。

日本の伝統色から生まれた色を取り揃えており、いちごのグリーティングカードでは「珊瑚色・常盤色」の2色を使用しています。

いちごのグリーティングカードのつくり方は、以下のリンクから確認してみてくださいね。

いちごのグリーティングカードのレシピを知りたい方はこちら
いちごのグリーティングカードのアレンジレシピはこちら

ブラシレタリング ブレンドver.

水彩画風のブラシレタリングのレシピです。やわらかなタッチが魅力で、どんな文字にも使えるアレンジ方法なので、誕生日カードのメッセージを書く際にも役立ちます。動画付きでご紹介しているので、初めての方でも安心してチャレンジできるでしょう。準備するものも少ないので、お手軽に始められる趣味をお探しの方にもピッタリですよ。

ブラシレタリングに使用しているペンは、シヤチハタの「Artline Stixブラッシュマーカー」です。

グラデーションをつけるために濃い色と薄い色が必要なので、ブラシレタリング ブレンドver.ではパープルとピンクを使用しています。別の色で試す場合は、色の差がはっきりした2色を選んでみてくださいね。

ブラシレタリング ブレンドver.のレシピを知りたい方はこちら

おうちカードタグ

おうちカードタグは、誕生日のお祝いやお礼のメッセージなどを伝える際にピッタリです。おうちの屋根部分と誕生日ケーキ、小花は消しゴムはんこを使用しています。デザインはシンプルですが、消しゴムはんこを使っているため色の濃淡があり、味のある雰囲気に仕上がっています。

おうちカードタグにもシヤチハタの「いろもよう」を使用しており、色は「松葉色・桃色・藤色・山吹色・菖蒲色」の5色です。

文字は「柄付ゴム印 アルファベットセット 4号」を使い、すっきりシンプルに仕上げています。

柄付ゴム印 連結式

オフィシャルSHOPで探す

インキの色で印象が変わるため、自分なりのアレンジを楽しんでみてくださいね。

おうちカードタグのレシピを知りたい方はこちら

デコボコお絵描きはんこのアートカード

「消しゴムはんこは楽しそうだけど、難しそう」という方におすすめなのが、「デコボコお絵描きはんこのアートカード」のレシピです。このレシピでは、印面に模様のない消しゴムはんこを使います。厚紙に書いた絵を利用して模様をつけるため、細かい模様が彫れないという方でも充分おしゃれに仕上がります。

シヤチハタの「いろもよう」を使用していますが、1枚のカードに使うスタンプパッドは1種類だけです。1種類ですてきな濃淡をつくれるため、好きな色を選んで試してみてくださいね。

デコボコお絵描きはんこのアートカードのレシピを知りたい方はこちら

誕生日などのお祝いには手書きのメッセージカードを贈ろう

誕生日をはじめとした特別な日に贈り物をするなら、ぜひ手書きのメッセージカードを添えてあげましょう。

誕生日は毎年必ず訪れますが、その年齢になる相手を祝えるのは人生でたった一度きりです。いまこの時に伝えたい言葉を、あなたらしく綴ってみてください。普段は口に出せない気恥ずかしい言葉も、カードでなら素直に伝えられるはずです。