脱・三日坊主!バレットジャーナルにはスタンプを活用しよう
スケジュールやタスク管理に便利な手帳術「バレットジャーナル」。きれいにデコレーションしてSNSに投稿する人も増えているため、「やってみたい」と思って手帳を購入したことがある人も多いのではないでしょうか。
ただ、バレットジャーナルは「せっかく買ったのに続けられなかった」「時間がかかってしまい面倒になってしまった」という悩みも多く、挫折してしまいやすい手帳術でもあります。
本記事では、バレットジャーナルを楽しく続ける方法としてスタンプの活用術をご紹介しています。続けられないケースも解説していますので、自分が当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。
バレットジャーナルとは
バレットジャーナルはアメリカ在住のデザイナー、ライダー・キャロル氏が考案した手帳術です。スケジュールやタスク、目標、思いついたアイデアなどを箇条書きで管理します。箇条書きを使う目的は、すばやい記録や1冊の手帳で情報を管理するためです。
バレットジャーナルは、以下の4つから構成されます。
- 目次となる「INDEX」
- 年間の予定を俯瞰する「フューチャーログ」
- 月間の予定を管理する「マンスリーログ」
- KEYを使って日々の予定を管理する「デイリーログ」
デイリーログで使うKEYとは、箇条書きの「・」のことです。意味ごとに自分で記号を設定します。
使用する記号の一例を以下にまとめました。
- □ タスク
- ■ 完了したタスク
- > 翌日に移動したタスク
- ! 思いついたアイデア
- ◯ 目標
- ● 達成できた目標
自分が意味を把握し、書きやすい記号であればなんでもOK。いろいろ試して自分に合った記号を探してみてください。
バレットジャーナルが続かない原因と解決策
バレットジャーナルが続かない理由として、以下の3つが挙げられます。
- 目的なしにバレットジャーナルを始めてしまっている
- 完璧なバレットジャーナルを作ろうとしている
- バレットジャーナルのデザインに時間がかかりすぎている
ここでは、上記について解決策を交えて解説していきます。
目的なしにバレットジャーナルを始めてしまっている
まずは、目的を決めずにバレットジャーナルを始めてしまっている場合です。
なんとなく周りがやっているからという理由で始めてみたものの、バレットジャーナルを使う目的がはっきりしないため、継続する理由がなくなってしまいます。
解決するためには、はじめる前に「なぜバレットジャーナルを使うのか」を整理しましょう。目的が明確になったら、その目的のために使うことを心がけることが大切です。
完璧なバレットジャーナルを作ろうとしている
クオリティの高いバレットジャーナルを作ろうとして挫折してしまう人も多くいます。
バレットジャーナルはINDEXを作り、フューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログの3種類を作って管理をしていく手帳術です。すべてのログを完璧に仕上げようと思うと、大変に感じてしまい続けられなくなってしまいます。
バレットジャーナルを使う目的によってメインとなるログを決めると、気が楽になりますよ。
バレットジャーナルのデザインに時間がかかりすぎている
かわいくておしゃれなバレットジャーナルにしようと思い、デザインに時間がかかってしまうのも続けられなくなる理由の1つです。
SNSに載っているような、人に見せたくなる手帳を作りたい人は多いことでしょう。そんなとき、おすすめはスタンプやシールを上手に使うことです。手軽にかわいくできるので、時間をかけすぎることなくデコレーションできます。
手帳デコレーション用のスタンプやシールも販売されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
バレットジャーナルにおすすめのスタンプ
バレットジャーナルを作るうえで、持っていると便利なスタンプをご紹介します。スタンプがあるだけでかわいく実用的なバレットジャーナルが作れますので、ぜひチェックしてみてください。
カレンダーのスタンプ
おすすめのスタンプ1つ目は、カレンダーや日付のスタンプです。
フューチャーログやマンスリーログを作るときに大変なのが日付を書くこと。数字を書いていくだけで時間がかかってしまいます。自分で書いていくと曲がってしまい、きれいに書けないこともありますよね。
そんなときにスタンプを使うと、押すだけできれいなカレンダーが表現できるのでとても便利です。シヤチハタの「連結数字スタンプ 万年カレンダー 日本語・英語」は、行や列をまとめて付け替えられるため、毎月のカレンダー作りの時短になります。
インキの色を変えて雰囲気の違いを楽しむこともでき、毎月のマンスリーログ作りがより楽しく有意義な時間になるでしょう。
数字やアルファベットのスタンプ
おすすめのスタンプ2つ目は、数字やアルファベットのスタンプです。日付や曜日をかわいく表すなら、数字やアルファベットのスタンプが重宝します。
デイリーログは日付用のスタンプを使うと、数字を組み合わせて押せるので簡単に使えて便利です。「連結数字スタンプ ナンバリング・ナンバリング用記号」は、側面の凹凸部分をはめ合わせることで縦にも横にも連結できます。押したい場所に応じて組み合わせ方を工夫できるため、汎用性が高いのがポイントです。
日付スタンプといえば事務用品のイメージがありますが、最近は手帳デコに使えるかわいい絵柄の日付スタンプも多く販売されています。お気に入りのスタンプを見つけてみてください。
フレームのスタンプ
おすすめのスタンプ3つ目は、フレームのスタンプです。
デイリーログで使う1日ごとの枠を作るときに、フレームのスタンプがあると便利。手描きよりもおしゃれでかわいいフレームができますよ。
フレームの大きさを調整したい場合は、スタンプで枠を作るのもおすすめです。「回転デコレーションスタンプ mini」は、どのようなページにも使える汎用性のあるデザインを採用しているため、デイリーログのフレーム作りにもぴったり。1つで10の柄を押せるので、バリエーションも豊富で楽しくバレットジャーナルを作成できますよ。
チェックボックスのスタンプ
おすすめのスタンプ4つ目は、チェックボックスのスタンプです。
バレットジャーナルはToDoリストを作ってタスク管理するために生まれたもの。KEYを使って管理するのが基本ですが、記号作りに悩んでしまう方はKEYの代わりにチェックボックスのスタンプを使うのがおすすめです。KEYを考える必要がなく、ポンっと押すだけであっという間にリストが作れますよ。
「Dairy Log Stamp(デイリーログスタンプ)」には、やることリストの印面があります。リストを一から作る必要がなく、ToDoだけ書いて達成したら色を塗るだけでよい手軽さが魅力です。
また、チェックボックス用として販売されていなくても、□や◯などの記号が続いているスタンプなら縦に押すだけでチェックボックスとして使えます。
自分のタスク管理にぴったりなチェックボックススタンプを探してみてはいかがでしょうか?
バレットジャーナルはスタンプを使えば手軽に作れる
バレットジャーナルは、自分の頭の中を整理するために有効な手帳術の1つです。ただ、書く量が多いことやデザインに力を入れすぎてしまうことで挫折してしまいやすい部分もあります。
続けるためには負担を減らしながら、手帳を書く時間を楽しめるようにしていくことが大切です。今回紹介したスタンプを活用して、手軽でありながらかわいいバレットジャーナルを作ってみてください。
こちらの記事では、手軽にかわいいバレットジャーナルを作る方法をご紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
パレットジャーナル以外にも、シヤチマガでは手帳の活用方法の解説記事を公開しています。手軽にできるアイデアをまとめていますのでチェックしてみてくださいね。