消しゴムはんこの作り方
消しゴムはんこの作り方
Shachi・iroレシピ
2022.12.01(更新日 2023.08.29)

はんこ作家が教える!
彫り方のコツをmizutamaさんがご紹介♪

レシピを教えてくれた作家さん

mizutama

mizutama

山形県米沢市出身。消しゴムはんこ作家・イラストレーター。 ほんわか優しいタッチの可愛らしいイラストが人気。
     

オリジナルの模様が作れる消しゴムはんこ。
始めたいけど道具も彫り方もわからない…そんな初心者さん必見!基本の彫り方とそのコツをご紹介!
まずは簡単なイラストから楽しんでみましょう♪

消しゴムはんこで文字を彫るときのポイントはこちら

準備するもの

・消しゴム(消しゴムはんこ用があります)
・シャープペンシル
・ペン型カッターナイフ
・大きめのカッターナイフ
・カッティングマット
・ねりけし
・トレーシングペーパー
・紙(試し押し用)

使用するシヤチハタ商品

  ※mizutamaさんとコラボした「いろづくり はじめてセット」もオススメです

いろもよう
いろもよう
作品づくりが楽しくなる、日本の伝統色から生まれた色合い。

つくりかた

1.図案にトレーシングペーパーを重ねてシャープペンシルで写す。

2.トレーシングペーパーを裏返して消しゴムに当て、先の丸いものや爪などで図案の裏からこする。

めくると図案が転写されています。

3.大きめのカッターナイフで消しゴムを切り出す。
図案の周りに3~4ミリ余白をつけておく。

※カッターを使用する際は、ケガに十分お気を付けください。

4.切り出した消しゴムはんこの角を少しだけ落としておく。

こうすると手で持ちやすくなります。

5.ペン型カッターナイフで図案の線の周りに切り込みを入れていく。
刃の角度は45度くらい斜めに。

消しゴムなので強度をつけるために斜めに切り込みを入れて壊れにくくします。

6.斜めを保ったまま切り込みを入れる。

7.尖った角のようなところは図案よりも先から切り込みを入れ始め、クロスするように切り込みを入れる。

8.周りのいらない部分を彫り上げていく。
先に入れた切込みに向かって図案の線の2~3ミリ外側から斜めに切り込みを入れる。

9.ぐるっと一周。

10.版面の出来上がり。

11.周りの不要な部分を大きめのカッターナイフで切り落とす。

12.版面を傷つけないように注意しながらギリギリのところで切り落とす。

こうすることでスタンプを押したとき、余分なところにインキがつかないので綺麗に押せます。

13. 完成。

14.ねりけしをぎゅっと押し付けて余分なごみや鉛筆の粉を落とす。

シャープペンシルの線は薄く残っても大丈夫です。

15.綺麗になりました!一息ついたら試し押しをしてみましょう。

16.スタンプパッドに優しく何回かポンポンと押してまんべんなくインキをつける。

17.全体に力を均等にかけて押す。

18. ハートの消しゴムはんこが出来上がりました!

19.押し終わったら印面のお掃除。
ねりけしをぎゅっと押し当て、不要なインキを取りましょう。
色変えをするときなどもこの方法がおススメ。

20.<アレンジ1>
2色でランダムに押してみました。
鴇色で全部押してから向日葵色で隙間に押していきます。

21.<アレンジ2>
萌黄色で4つ押すと四つ葉のクローバーに。
茎と文字は色鉛筆で。

シヤチハタにお任せください