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水彩色鉛筆とは?使い方や必要な道具、おすすめ商品を紹介!

水彩色鉛筆とは?使い方や必要な道具、おすすめ商品を紹介!
水彩色鉛筆とは?使い方や必要な道具、おすすめ商品を紹介!
2025.04.30(更新日 2025.05.07)

色鉛筆のなかでも、水彩画のような色合いが特徴の「水彩色鉛筆」をご存じですか?学校や職場、家庭でよく使われる色鉛筆は「油性色鉛筆」であることが多いですが、水彩色鉛筆を使えばワンランク上の使い方もできちゃいます。

この記事では、水彩色鉛筆の使い方や必要な道具、おすすめの商品を紹介します!ぜひ参考にしてくださいね。

水彩色鉛筆とは

水彩色鉛筆は、色を塗った部分や色鉛筆でなぞった部分を水で溶かして水彩絵の具のような風合いを出せる水溶性の色鉛筆です。

一般的な色鉛筆では筆圧を変えたり、濃淡をつけたりしてグラデーションやぼかしを表現します。一方で、水彩色鉛筆は描いた部分を水で溶かすことで、水彩絵のようなぼかしやグラデーションが表現できます。もちろん、水を使わなければ通常の色鉛筆と同じようにも使えます。

より水彩画に近い仕上がりにしたいときは、水を含んだ筆で芯の先を溶かして塗るというような使い方も可能です。 色鉛筆と水彩画風の両方のタッチで描くことができるのが水彩色鉛筆の魅力です。大人も子どもも扱いやすい画材のため、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

水彩色鉛筆と油性色鉛筆の違いは?

色鉛筆には大きく分けて水彩色鉛筆と油性色鉛筆があります。大きな違いは「水に溶けるか」「水を弾くか」です。油性色鉛筆は成分に油を使っているため、水を垂らしてもそのままで水彩色鉛筆のような風合いは出せません。

水彩色鉛筆のほうが、より幅広い絵が描けるでしょう。

水彩色鉛筆の使い方

水彩色鉛筆は油性色鉛筆と同じような使い方もできますし、水で溶かして水彩画のような風合いを出すこともできます。

水彩色鉛筆でで描いたあとに水で溶かす

水彩色鉛筆ならではの「描いたあとに水で溶かす方法」を紹介します。水の使い方に慣れていない場合は、水彩色鉛筆で絵を描いてから水を加える方法を試してみましょう。

まずは、自由に絵を描きましょう。描いたあとに、ぼかしたい部分やグラデーションをつけたい部分を水筆でなぞることで、水彩独特の濃淡を表現できます。

水筆は、軸に水を入れて使う水彩画用の筆で、水に溶ける画材をぼかしたり、混色したりするのが得意です。普通の筆に、水を含ませて使用することもできます。

芯先を溶かして筆で描く

水彩色鉛筆の2つ目の使い方は「色鉛筆の芯先を溶かして筆で描く方法」です。水を含んだ筆で水彩色鉛筆の芯を溶かして描きましょう。固形水彩絵の具のように扱えるため、描いたあとに水で溶かす方法に比べると、より水彩画らしいタッチになります。

筆で芯先に直接触れて絵を描く方法もありますが、初心者にとっては色の濃淡が分かりにくいでしょう。水彩色鉛筆の芯をカッターやヤスリなどで粉状に削り、パレットや小皿の上に置く方法がおすすめです。

その後、粉状の芯に水を加え筆で混ぜて溶かします。希望の色の濃さになるように、色や水の量を増やして調整しましょう。

芯先を溶かして筆で描く方法では、濃淡の表現や微妙なニュアンスが表現できます。色鉛筆で描いた線が残らないので、色鉛筆で描いたあとに水で溶かす方法よりも柔らかい雰囲気になるでしょう。水の含ませ方によってにじみ方も異なるため、自分の好きな水分量を見つけてみてください。

油性色鉛筆と同じように描いて使う

水彩色鉛筆は、よくある油性色鉛筆と同じように単純に色を塗ったり、描いたりする使い方もできます。筆圧のかけ方で色の濃淡の表現ができるため、色鉛筆ならでは風合いが出せるのが特徴です。

より細かく描きたいときには、芯先を削って細くします。鉛筆削りのほかにもカッターナイフや紙やすりをこまめに使用すると、細かい部分を表現しやすくなるでしょう。

筆圧を調整することで濃淡が出せますが、擦筆(サッピツ)や綿棒を使えばさらに表現の幅が広がります。

また、水彩色鉛筆と油性色鉛筆を併用する方法もおすすめです。色が水に溶ける水彩色鉛筆と、水を弾く油性色鉛筆を使えば、より深みのある絵が描けるでしょう。 例えば、水のなかを描きたいときは、魚やクラゲ、海藻などに油性色鉛筆を使い、水には水彩色鉛筆を使います。水彩色鉛筆の部分を水で溶かせば、きれいに残したい部分と濃淡をつけたい部分とで奥行きが出て面白いでしょう。

必要な道具は?

水彩色鉛筆に必要な基本道具は「水彩色鉛筆」「紙」「鉛筆削り」「筆」の4つです。

水彩色鉛筆

水彩色鉛筆を選ぶときは芯の硬さや色の数、ケースなどを考慮しましょう。例えば、芯の硬さは描き心地やタッチなどに影響します。

硬めの色鉛筆(硬質)を選ぶと、細かい線を描くのに向いており、柔らかい色鉛筆(軟質)を選ぶと、色鉛筆のタッチが残りにくく、より水彩画らしさが増します。より複雑な色彩表現をしたいときは、柔らかめの芯を選びましょう。

そして、色の数も重要です。色鉛筆は12色セットが定番ですが、24色・36色・72色・100色というように細かな色の違いを表現できる色鉛筆もあります。初めて水彩色鉛筆を使用する場合は12色・24色・36色の色鉛筆がおすすめです。 最後に使用するケースもこだわってみましょう。水彩色鉛筆はその名の通り水に弱いため、紙のケースだと防水性に不安が残ります。金属製のケースであれば、外での急な雨や飲み物がこぼれたときにも安心です。

Artlineアートライン 水彩色鉛筆 12色セット
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レビュー(0)

Artlineアートライン 水彩色鉛筆 24色セット
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Artlineアートライン 水彩色鉛筆 36色セット
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レビュー(0)

水彩色鉛筆を使うときには、紙も必要です。水彩色鉛筆は色の濃淡を付けるために水を使うため、ある程度強度が強い紙を選びましょう。

水彩色鉛筆では水に強い「水彩紙」または「水彩画用紙」などの中性紙がおすすめです。紙の目の大きさは中間の「中目」にすると、紙の程良い凸凹で良い感じに濃淡を表現できるでしょう。

また、水彩色鉛筆は紙に負担をかけやすいため、厚手の200g以上の紙を選ぶと紙が波打つのを防げます。紙は濡れると波打ってしまうため、ブロックタイプのスケッチブックを使用しましょう。

鉛筆削り

水彩色鉛筆を使うときは、色鉛筆用の鉛筆削りを使用しましょう。色鉛筆の木軸の太さは製品によっても異なるため、それぞれの色鉛筆に適した鉛筆削りを使うと芯の出過ぎや軸のグラつきを防いで芯が折れにくくなります。 さらにこだわりたいなら、電動や手動、ムダ削り防止機能付き、ペットボトルにつけて使う鉛筆削りなどを使ってみましょう

ケズリキャップ
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ペットボトルが鉛筆削りに
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レビュー(5)

ケズリキャップ ツイン
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前述の通り、水彩色鉛筆には水筆などを使います。水筆を選ぶときは本体軸の注水口が大きく、水を注ぎやすいものや、持ち運びしやすく水が漏れにくいものなどを選びましょう。

そして筆の太さにも注目してみてください。細かい作業をするときは小筆、広い範囲を塗りたいときは平筆や太筆を使用すると微調整がしやすいです。手のフィット感も大切ですから、実際の製品を手に取って比べてみましょう。

水を使った多様な描き方を楽しもう

水彩色鉛筆を使えばいろいろな描き方が楽しめます。油性色鉛筆にはできない水彩画のような色のぼかし方や色の重ね方にきっとハマってしまうはずです。水の含ませ方を変えたり、油性色鉛筆を一緒に使ったりして楽しみましょう。

紙や筆、鉛筆削りなどにもこだわって、水彩色鉛筆で表現の幅を広げてみてくださいね。

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