おむつの名前は手書き?スタンプ?書く場所や色移り防止策まで解説

登園がスタートして朝の準備に追われているママ・パパも多いのではないでしょうか。持ちもの一つひとつに名前を書かなければならず、消耗品であるおむつにも一枚ずつ名前を書かなければならないため、負担に感じることもあるかもしれません。
そこで今回は、おむつの名前書きに関するいろは(名前を書く場所・書き方など)、手書きとスタンプでかかる時間の比較、洋服に色移りしないスタンプの特長などについてご紹介します。保育園に通うお子さんのママ・パパは、ぜひご一読ください。
保育園に持っていくおむつには名前書きが必要
保育園に通うと、毎日数枚のおむつを持たせることになりますが、ほかの子どものおむつと区別するため、一枚ずつ名前を書かなくてはならないケースがあります。
持たせるおむつの枚数は月齢・年齢にもよりますが、毎日5〜7枚ほど必要です。そのすべてに名前を書かなければならないと考えると、ちょっと大変ですよね。「スキマ時間に少しでも早く準備を終わらせたい」「毎日の名前書きに時間をかけたくない」という場合、効率のいい書き方を見つけることが何よりも大切です。
次項から、おむつの名前書きに役立つ情報をご紹介していきます。
おむつの名前はどこにどう書く?
登園準備に忙しいママやパパの場合、「おむつの名前はどこに書けばいいんだろう」「フルネームじゃないとだめなのかな」「ひらがな?それともカタカナ?」など、名前書きに悩むこともあるでしょう。
ここでは、おむつの名前書きで悩みがちなポイントについてご紹介します。
名前を書く場所は「おむつのお尻側」
保育園から名前を書く場所を指定されていないなら、テープがついているお尻側に名前を書きましょう。
おむつの名前書きは、保育士の先生たちがパッと見てわかりやすい場所に書くのが親切です。乳幼児はお腹がポコっと出ているので、前に書くとお腹が邪魔して見えにくいときがあります。
また、使用後のおむつを持ち帰るケースもあるので、丸めたときにも名前が見える位置(シールの下あたり)に名前を書くとわかりやすくなります。
名前は「フルネームで大きく」書く
おむつの名前書きは、フルネームで大きく書きましょう。
もしかしたら同時期に入園する子に、同じ名字・名前の子がいるかもしれません。保育士の先生の手間を少なくするためにも、フルネームで大きく書いてくださいね。
おむつによっては記名スペースがありますが、スペースに収めようとすると文字が小さくなってしまいます。枠からはみ出してもいいので、大きくわかりやすく書くことが大切です。
漢字はNG!ひらがな or カタカナで書こう
おむつの名前書きは、漢字ではなく「ひらがな」もしくは「カタカナ」で書きましょう。漢字だとパッと見て、わかりづらくなってしまいます。確認のしさすさを考えて、ひらがなやカタカナで書いてください。
なお、保育園から名前の書き方を指定されることもあるため、入園前に確認しておくことをおすすめします。
あなたは手書き派?それともスタンプ派?

おむつに名前を書く際、手書きとスタンプの2通りの方法があります。すぐに用意できるという理由から油性ペンを使って手書きしているママ・パパも多いですが、どちらのほうが効率よく名前を書けるのでしょうか。
以下にて、手書きとスタンプの特長をご紹介します。
手書きは個性が出せるけど、時間がかかって大変
手書きは、油性ペンさえあればすぐに書けますし、ママ・パパの書き方のクセが出たり、文字やイラストを描いたりして個性を出すことができます。しかし、そういった作業が好きな方なら楽しさを見出せるかもしれませんが、やはり枚数が多く、表面がボコボコしているため手書きは大変です。
赤ちゃんを朝から夕方まで預けるとして、保育園では5〜7回ほどおむつ交換を行います。つまり、毎日それだけのおむつに名前を書かなくてはいけないということです。
登園日数(年間) | おむつの枚数(一日あたり5〜7枚) |
約240日(月〜金まで) | 1,200〜1,680枚 |
約288日(月〜土まで) | 1,440〜2,016枚 |
預ける日数にもよりますが、年間で1,000枚以上のおむつに名前を書く必要があります。
保育園に通う年数が長ければ長いほど、名前書きが必要なおむつの枚数は増えるため、最初はよくてものちのち負担になってしまう可能性が高いでしょう。
スタンプなら準備の時短になる
スタンプの場合、手書きよりも圧倒的に時短になります。
例えば、おむつ5枚に名前を書く場合、手書きだと約1分かかるところ、スタンプだと約15秒で完了します(シヤチハタ調べ)。たった45秒と思う方もいるかもしれませんが、年単位で考えると大きな時短になるといえるでしょう。仕事が忙しいママやパパは、たった1秒でも無駄にしたくないはず。そういった方にはスタンプがおすすめですよ。
※「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」です。
また、スタンプなら印影が一定なので「字が汚い」「ペンのインキが切れて文字がかすれる」などの悩みもなくなります。おむつを並べて連続して押せば、よりスピーディに名前をスタンプできますよ。
なお、おむつだけでなく、布や紙、プラスチックなどにも使用できるスタンプを選ぶと、おむつ以外の持ちものの名前書きもスムーズです。
衣服に色移りしないスタンプとは
名前を書いたおむつの上から洋服を着せたら、インキの色が移ってしまうことがあります。原因として考えられるのはインキの種類で、速乾性のインキを使っていない場合、色移りの可能性が高くなるのです。
速乾性のある油性インキなら、服への色移りの心配はありません。もちろん、スタンプを押してすぐにおむつを重ねると、インキに触れたおむつに色移りすることは多少ありますが、ずらして数分置けばすぐに乾きます。
名前書きがスピーディになる「おむつポン」

シヤチハタ「おむつポン」は、おむつの名前書きの手間を短縮するスタンプです。付属のスタンプ台を使用してポンっと押せるのでスピーディに名前書きができます。

乾きやすい速乾性の油性インキを採用しており、水ににじみにくいため色移りなどの心配はありません。書体は視認性のいい丸ゴシックを採用。印面が20×80mmと大きめなので、名前をひと目で確認することが可能です。
名前のほかにイラストを入れた印面作成も可能で、種類はお花や動物など全24種類。名前の先頭・末尾・両端に1種類配置することが可能です。
おむつポンは布や紙、プラスチック、木、金属にもスタンプできるので、衣服や靴下、お弁当箱などおむつ以外のものにも名前をスタンプできますよ(※)。
※材質によってはスタンプに適していないものもあるほか、乾燥に時間がかかったり、印影のにじみが生じたりすることもあるため、確認したうえで使用してください。

補充インキや交換用スタンプパッドもあるので、インキが薄くなってきたら取り替えてくださいね。
おむつの名前書きはスタンプでスムーズに
おむつの名前書きは、意外と大変です。手書きだと時間がかかるほか、おむつのボコボコで字がゆがみ、書きづらいこともあるため負担に感じてしまう方も少なくありません。
少しでも手間を減らしたい方は、スタンプを使ってみてください。ポンっと押すだけなので作業時間が短縮できますし、名前のクオリティが一定なので字の汚さや書き間違いをする心配もありません。ちょっとの工夫で名前書きの作業は楽になります。ぜひ、試してみてくださいね。